皆様、こんにちは。
まだまだ夏休み中の方も多いと思いますが、
当店は本日8月16日(土)より元気に営業再開しております
さて、夏休み中の8月11日に悲しいニュースがありました
俳優のロビン・ウィリアムスさんが急逝されました。享年63歳です。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
ロビン・ウィリアムスの訃報を聞き、
数々の出演作と名シーンを思い出さずにはおれません。
なかでも『グッドモーニング、ベトナム』(監督バリー・レヴィンソン 日本公開1988年)が
印象深く、早速オンデマンドで観ることにしました。便利な世の中になったものです
そんなわけで、今回は映画のお話です。
ご覧になっていない方へ、『グッドモーニング、ベトナム』はこんな映画です。
↓こちらは予告編風のYouTubu 2編です。
映画の解説は専門の方々へお任せするとして、
約26年ぶりに見直してみるとマツダ的にとっても気になるシーンを再発見いたしました。
ロビン・ウィリアムス演じるクロンナウア(兵士で、基地内放送の人気 DJ)と
フォレスト・ウィテカー演じるガーリック(同僚の兵士で、数少ない支持者)が
ジープに乗り込む場面が何度もあるのですが、
ガーリックがジープのエンジンが既に掛かっていることに気が付かずに、
エンジンを掛けようとキーを回してしまい「ジーーーー!!」と
嫌な音を出してしまうシーンです
それも二度三度と繰り返します。
ギャグのつもりのようですが、笑えません
マツダのi-stop搭載車のように静かなエンジン音であればともかく、
なぜ繰り返すのか気になります。
1965年当時の軍用ジープですから、
間違いなくエンジン音はかなり大きいはずです。
アイドリングストップ機能など、搭載しているわけがありません
ヘリコプターや戦車が行き交う基地内なら、
騒音にかき消されて気がつかないこともあるかもしれません。
しかし、市街地の場面でもガーリック(ウィテカー)は『ジーーーー!』と
ミスを繰り返すのです。
これは製作者からのメッセージと考えるべきではないでしょうか。
最後のこのシーンでクロンナウア(ウィリアムス)はガーリックへ言います。
『こうならないコツを教えよう。よーく耳を澄ますんだ、エンジン音が聞こえるだろう・・・』
この作品は公開当時、「戦闘場面のない戦争映画」として話題になりました。
ベトナム戦争にアメリカが参戦する直前のサイゴンを舞台に、
兵士の戦意高揚のために赴任した型破りの兵士DJが、
上司に疎まれて除隊に追い込まれるまでの小さな小さなストーリーに、
数多くの比喩を用いて戦争の空しさやアメリカの横暴をたくみに描いています。
戦闘場面を使わずに表現している点が画期的だったのでしょうね。
そう考えると、
エンジンが掛かっている車に、さらにエンジンを掛けようとすることの滑稽さを言いたいのでしょう。
つまり、他所の国へ「正義」を振りかざしてわざわざ戦争をしに行くことを
揶揄しているのではないでしょうか。
民主主義や英語やベースボールを押し売りしなくたって、
ベトナムにはベトナムの人民と立派な文化があるわけです、
アメリカという国が誕生する遥か昔から。
26年前にはよく理解できなかったそんな部分が、
少しはわかるような気がした8月15日 終戦記念日の夜でした。
ですが、全編で繰り広げられる狂おしいマシンガントーク!!
そのギャクはあいかわらずほとんど理解できません。
ちょっと残念でした。
おしまい
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